心よりお悔やみ申し上げます。

例の電車事故から約10日。
現場の車両撤去も終わり、事故調査が進むにつれ、あの時何が起きていたのかも判明してきました。
様々なソースを見て私が思うのは、これは「負の連鎖」だったのだなということ。
自動停止装置の更新不備。
秒単位で管理され、異様な厳しさを感じさせる社内の体質。
運転手の動揺と焦り。
様々な「負」の部分が重なった結果、あそこまで大きな事故になったのでしょう。

ただ、この「負」の部分を個別に見ていくと目に止まってしまうのはJR西日本という会社のもつ根本的な何か。
事故直後~の各社員の対応等を見ていても不手際満載な印象が否めません。
時を同じくして、各地で電車にまつわる事件が勃発していますけど、実はこれって前からあることなのではないか?と思っています。
停車位置のオーバーランがよく報道されるようになりましたが、表面化していないだけで過去からかなりの頻度で起きていたのではないか?
数メートル程度のダイヤの乱れを伴わないものなら報告すらなかったのではなかろうか?と思うわけです。

普段電車に乗る機会の少ない私は、ダイヤの正確さをあまり気にした事はありません。
多少の誤差は起きて仕方のないものと思っているのもあるし、電車を使うときは時間の余裕を多めに取るようにしているからなんでしょうが。
ただ、世界的に見ると日本人の電車に対するダイヤの正確さを求める割合はかなり高いようですね。
それに伴い秒単位で管理された緻密なダイヤを組上げ、管理することを余儀なくされているのではないかというのもうなずける話です。

JR西日本の体質は褒められたものではないでしょう。
いろんなことを見直し、改善していくことで信頼を取り戻さなければならないと思います。
そして大勢の命を預かる運転手という職業に対して、第三者の立場から教育・監査する必要があるようにも思います。
更にもう一つ。
利用者の立場として、会社を追い詰めるような厳しいサービスを求め続けるのはどうなんでしょうか。
時間に厳しい日本人としての性質が現れているのかもしれませんが、それも今回の事故の一端を担ってしまっていることを重く受け止めるべきなのではないでしょうか?



と車社会真っ只中の田舎から声を小さく訴えてみる。
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by noscom-1st | 2005-05-05 18:26 | 雑記
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